会長所信

令和8年度スローガン

会長所信

宮崎県商工会議所青年部連合会

令和8年度会長

上島 直人(都城YEG)

【所信】

変革の時代におけるYEGの役割

 

宮崎県商工会議所青年部連合会(以下 宮崎県連)の令和8年度会長職を拝命いたしました、上島 直人でございます。

 

この重責を担うにあたり、身の引き締まる思いであるとともに、宮崎県連の未来に対する熱い想いを抱いております。

 

宮崎県連は、県内9つの単会を束ね、地域経済の活性化と、次代の担い手である青年経済人の育成を使命として活動を続けてまいりました。これまでの諸先輩方の偉大なるご功績と、今日まで脈々と受け継がれてきた情熱に、心より敬意と感謝を申し上げます。

 

令和8年度、日本商工会議所青年部連合会(以下 日本YEG)が掲げるスローガンは「地域経済圏の共創 〜明確な成果を追求する組織への深化〜」であります。現代は、地域経済の縮小、人材不足、国際情勢の不安定さといった多くの課題に直面する一方、AIやDXなどの技術革新が新たな可能性を切り拓く、まさに変革の時代です 。この不確実性の高い時代だからこそ、私たち青年経済人は「変革の道標」となるべく、地域社会の永続的繁栄という理念を行動、そして具体的な成果へと結びつけることが求められます 。

 

宮崎県連は、この日本YEGの運営方針に基づき、掲げた理想の実現に向けた日々のYEG活動が、会員企業の成長や地域経済の繁栄という「明確な成果」に結びつくよう、全活動を推進してまいります。

 

基本理念:自ら燃える「自燃性」の集団へ

 

自ら燃える自燃性」とは、人間を、熱意と情熱を持って自ら燃え上がる「自燃性」、近くに自燃性の人間がいて初めて燃える「可燃性」、そして周囲が燃えても燃えない「不燃性」の3つのタイプがあり、私たちが目指すべきは、他者の力を借りずとも、自らの内なるエネルギーで行動を起こす「自燃性の人間」であることと定義しています。

 

私たちは、自社の事業、地域社会、そして青年部活動に対して、「熱意」と「情熱」という名の燃料を自ら投じ、「強い意志」という名の着火剤で火をつけなければなりません。この「自燃性」の個が集うことで、宮崎県連は「自燃性集団」へと進化し、その熱は、必ずや宮崎全土に波及していくと確信しています。

 

  1. 内なる動機(熱意と情熱)の醸成

 

「自ら燃える」ためには、まず、自分の仕事や人生を好きになること、そして大きな夢や明確な目標を持つことが必要です。

 

  • 自己成長の追求: 青年部活動は、ビジネススキルや地域課題解決能力を磨く最高の場であると考えます。全メンバーが、現状に満足せず、常に一つ上の目標を設定し、果敢に挑戦する姿勢を奨励します。

 

  • 「なんのために」の明確化: 私たちが何のためにこの活動をしているのか、地域に対する貢献、自社の発展、自己実現、子供たちの未来のためにといった根源的な目的を常に問い続け、情熱の源泉とします。

 

  1. 能動的な行動(積極性と挑戦)の徹底

 

「自燃性」は、内なる情熱を行動に移して初めて意味を成します。

 

  • 率先垂範の精神: 会員一人ひとりが、指示を待つのではなく、自ら課題を見つけ、解決策を提案し、実行する「渦の中心」となることを求めます。

 

  • 失敗を恐れない挑戦: 新しい事業や取り組みには、失敗がつきものです。しかし、失敗は成功への貴重なデータであり、挑戦なくして成長はありません。失敗を恐れず、常に一歩前に踏み出す「チャレンジ精神」を県連全体で共有し、応援し合える環境を構築します。

 

3つの重点政策:自燃性集団による宮崎県連の未来創造

 

「自ら燃える自燃性」を基本理念とし、令和8年度は以下の3点を重点政策として掲げ、全単会と連携を図りながら活動を推進してまいります。

 

重点政策 1:「熱」の連鎖による単会力・会員力の強化

 

「自燃性」の個が有機的に結びつき、互いの情熱を増幅させることで、県連全体、ひいては単会の活性化に繋げます。

 

◯単会間交流の深化と活性化:

 

  • 「熱源」としての交流事業: 9単会の合同事業を積極的に展開します。単会間の垣根を越えた交流は、新たな知見と刺激をもたらし、停滞しがちな単会活動に「熱」を再注入する起爆剤となります。

 

  • リーダー育成プログラムの強化: 次代の単会役員・県連役員を担ってほしい人材に対し、リーダーシップ研修を実施します。自ら燃え、周囲を巻き込む指導者(メンター)を育成し、単会活動の質の向上を図ります。

 

◯会員エンゲージメントの向上:

 

  • 活動への参加意義を明確にし、多忙な青年経済人が「自ら参加したい」と思える魅力的な事業を企画します。メンバーの事業参加が、自社や地域への貢献に直結することを具体的に示し、活動への「熱意」を維持・増幅させます。

 

重点政策 2:県境を越えた「熱」の共有と宮崎県連の発展

 

宮崎県連の情熱と成果を県外へ発信し、交流を通じて単会の持続可能な発展に繋げます。

 

◯ 広域連携と情報発信の強化:

 

  • 日本YEGの全国大会やブロック大会、全国リーダーズ研修会へ積極的に参画し、他の地域で成功している先進事例から学び、それを宮崎県連の地域課題解決に応用する「外部の熱を取り込む」柔軟性も持ち合わせます。

 

  • 一方で、宮崎県連の魅力ある地域資源や、私たち青年経済人の情熱的な取り組みを、SNS等を通じて県外に積極的に発信し、宮崎への注目を高め(ヒト・モノ・カネ)を呼び込みます。

 

重点政策3:故郷(ふるさと)への感謝と未来への責任

 

  • 私たちが今、経済活動を営めるのは、先人たちが築き上げてきた地域の豊かな土壌があるからです。この故郷に対する「愛と誠と調和の心」を活動の根底に置き、次世代に誇れる地域を引き継ぐという未来への責任を、全会員が共有します。

 

【結びに】

 

熱意は地域を変える原動力

 

私たちは、「熱意」を最高の100点にすることで、「考え方」を常に利他の心に基づいたプラスの方向へ導くことで誰よりも揺るぎない結果を生み出すことができます。

 

令和8年度、宮崎県連は、会長である私自身が、誰よりも「自ら燃える」存在として、率先垂範の精神で活動の先頭に立ちます。そして、この熱意を、9単会のすべての会員に伝播させ、「可燃性の集団」ではなく、「自燃性集団」として、宮崎県下のすべての地域を、熱く、明るく照らしてまいります。

 

宮崎県連の活動に、全会員の皆様の熱きご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。

 

熱意は、地域を変える唯一の原動力です。 私たち自らが、その原動力となりましょう。

宮崎県商工会議所青年部連合会
令和8年度会長 上島 直人